歴史
市を東西に貫く路線の検討は1970年代に始まった。東西線は仙塩広域都市計画における都市高速鉄道第4号、正式には仙台市高速鉄道東西線として構想された。2000年(平成12年)3月23日、仙台市長が採用する経路とリニアモーター車両を導入する方針を発表し、事業の基本的な形が定まった。事業を推進するため、2003年4月1日には東西線建設本部が設置された。
交通局は2003年6月に国の運輸当局へ第一種鉄道事業の免許を申請し、同年9月18日にこれを取得、2005年8月には工事施行の認可を得た。本体の土木工事は2006年11月1日に始まり、2007年2月5日には六丁の目駅の用地で起工式・安全祈願祭が行われた。コンパクトなリニアモーター地下鉄として設計されたため、トンネルの断面積は南北線の約3分の2にとどまり、曲線半径105メートルの急曲線が5か所、勾配は最急57パーミルに達するなど、一般的な地下鉄の限界を大きく超える諸元となっている。
掘削は都心西方の丘陵を貫いて進み、2009年10月26日には青葉山トンネルの到達式が行われた。その後、事業は2011年3月11日の東日本大震災に見舞われ、物的被害を受けて全区間で工事が中断された。工事は2011年6月20日から段階的に再開され、9月1日には全区間で再開された。
軌道の敷設は2012年2月に始まり、駅と車両のデザインも同年中に公開され、最初の2000系電車は2014年9月29日に荒井車両基地へ搬入された。全線にわたる試運転は2015年3月3日に初めて実施され、同年11月には東北運輸局の完成検査に合格した。
東西線は2015年12月6日に旅客営業を開始し、荒井駅では一番列車の出発式が行われ、仙台市は二つ目の地下鉄路線を得た。建設本部はその任務を終えて2016年3月31日に廃止された。2017年には、バリアフリー・ユニバーサルデザインが評価され、内閣総理大臣表彰を受けた。
2023年7月1日のダイヤ改正では、日中の運転間隔がおおむね7〜8分から8〜10分へと拡大され、大半の中間駅で停車時間が延長された。
この路線の駅
年表
- 20003月23日:仙台市長が東西線の採用経路とリニアモーター車両の導入方針を発表する。
- 20034月1日:東西線建設本部が設置される。9月18日には第一種鉄道事業免許が交付される。
- 20058月10日:国土交通大臣により工事施行の認可が下りる。
- 200611月1日:本体の土木工事が始まる。
- 20072月5日:六丁の目駅の用地で起工式・安全祈願祭が行われる。
- 200910月26日:青葉山トンネルの到達式が行われる。
- 20113月11日:東日本大震災により被害を受け、全区間で工事が中断。6月20日から段階的に再開され、9月1日に全区間で再開する。
- 20122月:軌道の敷設工事が始まる。駅と車両のデザインも同年中に公開される。
- 20149月29日:最初の2000系電車が荒井車両基地へ搬入される。
- 20153月3日:試運転で初めて全線を走行。11月10日:東北運輸局の完成検査に合格。12月6日:旅客営業を開始し、荒井駅で一番列車の出発式が行われる。
- 20163月31日:東西線建設本部がその任務を終えて廃止される。
- 201712月21日:バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進により内閣総理大臣表彰を受ける。
- 20193月16日:駅の案内表示に列車の発車時刻が追加される。
- 20237月1日:ダイヤ改正により、日中の運転間隔がおおむね7〜8分から8〜10分に拡大され、大半の中間駅で停車時間が延長される。
出典
最終更新:2026年10月16日