歴史
この路線は戦時下の産業鉄道として始まった。1942年9月17日に専用鉄道の免許が下付され、1943年6月30日に三菱重工業水島航空機製作所の専用鉄道として、倉敷と航空機製作所の間で開業した。戦後の1947年、鉄道は水島工業都市開発へと引き継がれ、路線は公共用に生まれ変わった。1948年8月20日には地方鉄道法に基づく地方鉄道として、現在の倉敷市駅から水島を経て水島港までの区間が開業した。
1950年代に入ると、路線は市営となった。1952年4月1日に倉敷市へ譲渡され、以後は倉敷市交通局が市営鉄道として運営した。その後も路線は延び、1962年7月1日には水島港 - 西埠頭間が、1965年8月20日には水島 - 川鉄前間が開業した。
1970年4月1日、路線は倉敷市交通局から水島臨海鉄道へ移管された。移管後、路線は段階的に近代化され、1971年6月1日には倉敷市 - 水島間に列車集中制御装置(CTC)が導入され、1972年9月17日には三菱自動車工場に隣接する新たな終点・三菱自工前まで旅客営業が延長されて、倉敷市 - 三菱自工前間という現在の旅客区間が定まった。
1983年4月1日、三菱自工前 - 川鉄前間に倉敷貨物ターミナルが開業し、同日に倉敷貨物ターミナル - 川鉄前間および水島 - 水島港 - 西埠頭間が廃止された。この路線は水島臨海工業地帯の工場からの製品を運んでいる。
1980年代から1990年代にかけて旅客鉄道は着実に改良され、路線は現在の姿に落ち着いた。1981年4月7日には倉敷市駅が国鉄倉敷駅前へ移転し、この間に新たな中間駅がいくつも設けられ、1992年9月7日には浦田 - 三菱自工前間が高架化されて常盤駅が開業した。1995年には自動列車停止装置(ATS)が設置され、1996年3月16日にはワンマン運転が始まり、2002年には土・日・祝日の全列車に拡大された。2019年には駅番号が導入された。
この路線の駅
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年表
- 19429月17日:専用鉄道の免許が下付される。
- 19436月30日:三菱重工業水島航空機製作所の専用鉄道として、倉敷 - 航空機製作所間で開業。
- 1947旧航空機製作所から水島工業都市開発へ移管される。
- 19488月20日:地方鉄道法による地方鉄道として、現在の倉敷市駅から水島を経て水島港まで開業。
- 19524月1日:倉敷市へ譲渡され、倉敷市交通局が市営鉄道として運営する。
- 19627月1日:水島港 - 西埠頭間が開業。
- 19658月20日:水島 - 川鉄前間が開業。
- 19704月1日:倉敷市交通局から水島臨海鉄道へ移管される。
- 19716月1日:倉敷市 - 水島間に列車集中制御装置(CTC)が導入される。
- 19729月17日:旅客営業が水島から三菱自工前まで延長され、新たな旅客の終点として三菱自工前駅が開業。
- 19814月7日:倉敷市駅が国鉄倉敷駅前へ移転する。
- 19834月1日:三菱自工前 - 川鉄前間に倉敷貨物ターミナルが開業。倉敷貨物ターミナル - 川鉄前間、水島 - 水島港 - 西埠頭間が廃止される。
- 19929月7日:浦田 - 三菱自工前間が高架化され、常盤駅が開業する。
- 19963月16日:ワンマン運転が始まり、2002年には土・日・祝日の全列車に拡大される。
出典
最終更新:2026年10月16日