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千葉線

Keisei Chiba Line

京成千葉線(けいせいちばせん)は、京成電鉄が運営する営業キロ12.9キロメートルの通勤鉄道で、千葉県習志野市の京成津田沼駅を起点とし、千葉市の千葉中央駅に至る。駅数は10駅で、全線が複線、電化方式は直流1,500ボルト、軌間は1,435ミリメートルの標準軌である。JRの総武本線と京葉線の中間の総武本線寄りを走って千葉市の花見川区・稲毛区・中央区を通り、京成のネットワークと千葉市街を結んでおり、直通運転によってその短い路線長をはるかに超えて運行範囲を広げている。

千葉稲毛区美浜区2 km
千葉線の路線図 · 千葉県 · 境界: 国土数値情報(国交省)・GSI

歴史

路線は1921年7月17日に津田沼 - 千葉間が一挙に開業し、電化された複線鉄道として誕生した。県都である千葉市への輸送と、東京湾岸への観光客の輸送を目的とした路線である。軌間は1,372ミリメートルで、その後の数年間でいくつかの駅が追加された。1931年には幕張駅・稲毛駅・千葉駅がそれぞれ京成幕張駅・京成稲毛駅・京成千葉駅に改称された。

1945年2月には路線の法的根拠が軌道法から地方鉄道法へと変わり、同年7月7日には千葉空襲で京成千葉駅舎が焼失した。1942年から1951年までは、1駅が帝国大学工学部にちなむ駅名を名乗っていた。現在のみどり台駅で、同駅は浜海岸駅として開業したのち、帝大工学部前・工学部前・黒砂と改称を重ね、1971年にみどり台駅となった。

1959年10月10日には、京成本線の改軌と歩調を合わせて、軌間が1,372ミリメートルから標準軌の1,435ミリメートルへと改められた。千葉市付近では線形も造り替えられた。新千葉 - 京成千葉間は1958年に移設されたのち高架化され、高架線は1966年に単線運転で完成し、1967年に複線化された。そして1967年12月には、新駅として国鉄千葉駅前駅(現在の京成千葉駅)が開業した。

新京成線との直通運転は、1955年にごく短期間実施されただけで終わった。1992年4月1日には、千葉中央から延びる千葉急行電鉄(現在の京成千原線)との相互直通運転が始まり、2006年12月10日には新京成線との直通運転が恒常的に再開された(新京成線は2025年4月に京成へ吸収され、京成松戸線に改称された)。1987年には京成千葉駅が千葉中央駅に改称され、1991年には京成幕張本郷駅が開業した。

2010年9月には台風から変わった熱帯低気圧による豪雨で土砂崩れが起きて全線が運休し、2011年3月の東日本大震災後にも運行が停止された。新京成線との直通運転はその後の計画停電によって中断されたのち、同年6月に一部再開された。4両編成での運行は2018年12月のダイヤ改正で取りやめられ、6両編成が基本となったが、4両運行は2022年に復活した。当線は京成津田沼駅で千葉を京成の路線網と結び、松戸・京成上野への直通列車を運行するほか、千葉中央駅で千原線と接続している。

この路線の駅

年表

  • 19217月17日:津田沼 - 千葉間が、軌間1,372mmの電化複線鉄道として全線開業。
  • 19232月22日に浜海岸駅(現・みどり台駅)、7月24日に新千葉駅が開業。
  • 193111月18日:幕張駅を京成幕張駅とするなど、駅名の改称が行われる。
  • 19452月20日に軌道法から地方鉄道法へ変更。7月7日、千葉空襲で京成千葉駅舎が焼失。
  • 19554月21日に新京成線との直通運転を開始するも、9月1日に廃止。
  • 19582月10日:戦災復興都市計画に伴う区画整理事業により、新千葉 - 京成千葉間の線路が移設される。
  • 195910月10日:京成本線の改軌と合わせて、軌間を1,372mmから標準軌1,435mmへ改める。
  • 196612月17日:新千葉 - 京成千葉間の高架線が単線運転で完成。
  • 19676月24日に新千葉 - 京成千葉間を複線化。12月1日に国鉄千葉駅前駅(現・京成千葉駅)が開業。
  • 197110月1日:黒砂駅をみどり台駅に改称。同駅の一連の改称の最後となる。
  • 19874月1日:京成千葉駅を千葉中央駅とするなど、駅名の改称が行われる。
  • 19918月7日:京成幕張本郷駅が開業。
  • 19924月1日:千葉中央駅で接続する千葉急行電鉄(現・京成千原線)との相互直通運転を開始。
  • 200612月10日:新京成線との直通運転が恒常的に再開される。
  • 20113月11日の東日本大震災で運休。3月14日の計画停電で新京成線直通を休止し、6月27日に一部再開。
  • 201812月8日:ダイヤ改正で4両編成の運行を取りやめ、6両編成が基本となる(4両運行は2022年に復活)。

出典