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有馬線

Arima Line

有馬線(ありません)は、兵庫県神戸市にある営業キロ22.5キロメートルの通勤鉄道路線で、神戸電鉄(神鉄)が運営している。神戸市中心部の兵庫区にある湊川を起点に、六甲山地を北へと越え、郊外地区である北区を経て、温泉地・有馬温泉へと至る路線で、起終点を含めて15の駅を置く。軌間は1,067ミリメートルの狭軌で、直流1,500ボルトで電化されている。鈴蘭台では粟生線が、有馬口では三田線が分岐する。

神戸北区中央区東灘区灘区2 km
有馬線の路線図 · 兵庫県 · 境界: 国土数値情報(国交省)・GSI

歴史

この路線は、1923年6月18日に有馬電気鉄道に対し、神戸から有馬町に至る路線の鉄道免許状が下付されたことに始まる。1924年6月1日にはこの事業は神戸有馬電気鉄道へと改称され、運営会社である神戸有馬電気鉄道株式会社は1926年3月27日に正式に設立された。目的は、神戸の市街から、背後の山あいにある古くからの温泉地・有馬温泉まで路線を敷くことにあった。

有馬と海沿いの市街の間には六甲山地の急峻な斜面が立ちはだかっており、路線は険しい山岳勾配に対応できるよう設計された。同社の車両はいずれも、急峻な勾配に対応できる設計となっている。全線は1928年11月28日に開業し、湊川から、当時は電鉄有馬と称した終点(現在の有馬温泉駅)までを結んだ。その20日後の1928年12月18日には、同社は三田線を唐櫃(現在の有馬口)から三田まで開業させた。

開業からの数十年のあいだに、途中駅が設けられ、また廃止されていった。1964年以降は、沿線に形成されたニュータウンに対応して複数の新駅が設けられた。鵯越と鈴蘭台の間にあった神有耶馬という駅は1939年2月15日に廃止され、有馬口 - 有馬温泉間にあった新有馬駅は、休止を経て2013年2月28日に廃止された。

1947年1月9日に神戸有馬電気鉄道は三木電気鉄道を合併して神有三木電気鉄道へと改称し、1949年4月30日には社名を神戸電気鉄道に改めた。1988年4月1日に現社名の神戸電鉄となった。

神戸市街と拡大する北部の郊外を結ぶ通勤輸送の増加に対応するため、路線は段階的に改良されていった。鈴蘭台 - 有馬口間は1960年代半ばに2段階で複線化され、1965年1月26日に鈴蘭台 - 谷上間、1966年3月1日に谷上 - 有馬口間が複線となった。

1995年1月17日、阪神・淡路大震災により全線が不通となった。復旧はその後の数か月にわたって段階的に進められ、鈴蘭台 - 有馬口間が1月19日に、鈴蘭台 - 神鉄長田間が2月7日に、有馬口 - 有馬温泉間が3月31日に運転を再開した。1995年6月22日に神鉄長田 - 湊川間が再開し、全線が復旧した。

列車は湊川からすべて神戸電鉄神戸高速線に直通して新開地に発着し、有馬口ではほぼすべての列車が三田線に直通して三田との間を結ぶ。有馬温泉へ直通する列車は主に朝夕のラッシュ時に限られ、それ以外の時間帯は有馬口 - 有馬温泉間を区間列車が折り返し運転で結んでいる。

この路線の駅

年表

  • 19236月18日:有馬電気鉄道に対し、神戸から有馬町に至る路線の鉄道免許状が下付される。
  • 19246月1日:神戸有馬電気鉄道に名称変更。
  • 19263月27日:神戸有馬電気鉄道株式会社が設立される。
  • 192811月28日:有馬線全線(湊川 - 電鉄有馬〈現・有馬温泉〉)が開業。軌間1,067mm、直流1,500V電化。
  • 192812月18日:三田線(唐櫃〈現・有馬口〉 - 三田)が開業。
  • 19392月15日:鵯越 - 鈴蘭台間にあった神有耶馬駅が廃止される。
  • 19471月9日:神戸有馬電気鉄道が三木電気鉄道を合併し、神有三木電気鉄道に社名変更。
  • 19494月30日:神戸電気鉄道株式会社に社名変更。
  • 19651月26日:鈴蘭台 - 谷上間が複線化される。
  • 19663月1日:谷上 - 有馬口間が複線化される。
  • 19951月17日:阪神・淡路大震災により全線が不通となる。
  • 19951月19日~6月22日:段階的に復旧。1月19日に鈴蘭台 - 有馬口、2月7日に鈴蘭台 - 神鉄長田、3月31日に有馬口 - 有馬温泉が再開し、6月22日に神鉄長田 - 湊川が再開して全線開通。
  • 20132月28日:休止中であった新有馬駅(有馬口 - 有馬温泉間)が廃止される。

出典